【ニューヨーク共同】米グーグルは14日、次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」の開発を手がける米企業カイロス・パワーと電力の購入契約を締結したと発表した。人工知能(AI)開発で高まる電力需要に対応するためとしている。米IT大手ではマイクロソフトも原発からの電力供給契約を結んでおり、AI開発の激化とともに電力需要が増大していることが浮き彫りとなった。
米オープンAIが手がける最新の「チャットGPT」など生成AIには膨大なデータ処理が必要とされ、コンピューターを絶えず動かす安定的な電力も欠かせない。