埼玉新聞

 

中国、地球外生命体を探索 居住可能な星も、長期計画

  •  6月、中国国家宇宙局が、無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で広げた国旗として公開した画像(同局のサイトから、共同)

     6月、中国国家宇宙局が、無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で広げた国旗として公開した画像(同局のサイトから、共同)

  •  6月、中国国家宇宙局が、無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で広げた国旗として公開した画像(同局のサイトから、共同)

 【北京共同】中国宇宙当局は15日、宇宙分野を中心とする中長期的な発展計画を発表し、人類が居住可能な星を太陽系内外で探すほか、地球外生命体を探索すると明記した。2050年までに重要分野で世界をリードする方針を示した。

 中国は米国に対抗して宇宙開発を加速している。中長期計画は宇宙や太陽系、生命の起源解明で研究上の突破を図るとし、ブラックホールの研究にも力を入れるとした。

 火星で生命の痕跡を探すことを重点分野の一つに挙げた。金星から大気のサンプルを地球に持ち帰る計画を盛り込み、木星の研究にも意欲を示した。

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