【エルサレム共同】レバノン国営通信は15日、同国の民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦が始まった昨年10月以降、国内で1万回以上の空爆があったとする政府の報告を伝えた。過去24時間では南部を中心に146回の空爆があった。保健省によると、軍の攻撃で14日に41人が死亡、124人が負傷した。軍は9月中旬からレバノンへの空爆を強化している。
軍は15日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃も続行。北部ジャバリヤにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の診療所で複数人を殺害したと発表した。診療所は武器庫として使われていたと主張している。