16日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比03銭円安ドル高の1ドル=149円26~28銭。ユーロは20銭円高ユーロ安の1ユーロ=162円44~52銭。
15日発表の米製造業関連の経済指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下し、円買いドル売りが先行した。一方、日銀の追加利上げペースが緩やかになるとの見方もあり売り買いが交錯した。
このところ円安ドル高が進んでいるが、市場では「一方的にドルが買い戻されていく可能性も低い」(外為ブローカー)との声があった。