【シンガポール共同】日本と東南アジアで日本食レストランの経営やコンサルティング事業を手がける「フード・イノベーターズ・ホールディングス」(本店・シンガポール)は16日、シンガポール証券取引所の新興企業向け市場「カタリスト」に新規上場した。信用力を高め、東南アジアでの事業拡大を狙う。
シンガポールは日本食レストランが人気の激戦地で、農林水産省によると約1200店が出店する。シンガポールから近隣国への事業展開を探る企業も多く、同社は店舗物件の転貸借や、運営ノウハウの提供も行っている。
今回の上場で調達した資金は、マレーシアでの飲食店経営などに充てる方針という。