埼玉新聞

 

イランが警告「米兵も攻撃対象」 イスラエルの反撃抑制狙う

  •  米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台=2019年2月、米テキサス州(米空軍提供・AP=共同)

     米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台=2019年2月、米テキサス州(米空軍提供・AP=共同)

  •  米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台=2019年2月、米テキサス州(米空軍提供・AP=共同)

 【テヘラン共同】イラン政府が米政府に対し、イスラエルがイランに反撃した場合、イスラエルに展開する米兵もイランの攻撃対象になると警告したことが16日、分かった。複数のイラン政府高官が共同通信に明らかにした。米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」も標的になると主張した。

 イランは、紛争拡大に懸念を示すイスラエルの後ろ盾の米国に圧力をかけ、イスラエルの反撃を抑制したい狙いがある。

 イラク政府や在イラン・スイス大使館を通じて今月中旬、米政府にメッセージを伝えた。イスラエルの反撃を受けた場合、イランの対応は「前例のない結果になる」と強調した。

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