埼玉新聞

 

トランプ氏、女性票狙う 対話集会、中絶で柔軟姿勢

  •  9月、米ペンシルベニア州インディアナで、選挙集会に参加したトランプ前大統領(ロイター=共同)

     9月、米ペンシルベニア州インディアナで、選挙集会に参加したトランプ前大統領(ロイター=共同)

  •  16日、米フロリダ州で集会に出席するトランプ前大統領(ロイター=共同)

     16日、米フロリダ州で集会に出席するトランプ前大統領(ロイター=共同)

  •  9月、米ペンシルベニア州インディアナで、選挙集会に参加したトランプ前大統領(ロイター=共同)
  •  16日、米フロリダ州で集会に出席するトランプ前大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は16日放送の女性だけを招いた対話集会で、重要争点になっている人工妊娠中絶の権利を巡る規制を各州の判断に委ね、強姦などによる妊娠には例外を認めるべきだと強調した。保守派が求める全米での一律禁止ではなく穏健な姿勢をアピールし、弱点だとされる女性票の引き寄せを狙った。

 トランプ氏は不妊治療に関し、保守派の一部が規制を求める体外受精を支援すると訴えた。トランスジェンダーのスポーツ選手の女子競技参加を禁じると表明し、保守派への配慮も見せた。

 トランプ氏は民主党のペロシ元下院議長らを「内なる敵」と呼び「中国やロシアよりも危険だ」と述べた。

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