【ワシントン共同】米商務省が17日発表した9月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0・4%増の7143億ドル(約107兆円)だった。プラスは3カ月連続。0・3%程度の増加を見込んだ市場予想を上回った。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0・5%増え、伸び率は予想を上回った。
業種別では、衣料品が1・5%、インターネット通販などの無店舗小売りは0・4%それぞれ増えた。一方で、電化製品は3・3%減り、ガソリンスタンドも1・6%減となった。
全体の前年同月比は1・7%増えた。自動車・同部品を除いた売上高は2・2%増だった。