【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=150円32銭と約2カ月半ぶりの円安ドル高水準を付けた。堅調な米経済指標を受けてドル買い円売りが強まった。
朝方発表された米小売売上高が市場予想を上回り、消費の底堅さを示した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。米長期金利の上昇もドル買いを促した。
午後5時現在は前日比61銭円安ドル高の1ドル=150円19~29銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0825~35ドル、162円65~75銭。