埼玉新聞

 

晴天の下、有明ノリの種付け 佐賀、首位奪還を目指す

  •  有明海にノリ網を広げる作業員=18日早朝、佐賀市沖

     有明海にノリ網を広げる作業員=18日早朝、佐賀市沖

  •  有明海で養殖ノリの種付け作業が始まり、海面に広がる色とりどりのノリ網=18日午前9時40分、佐賀市沖(共同通信社ヘリから)

     有明海で養殖ノリの種付け作業が始まり、海面に広がる色とりどりのノリ網=18日午前9時40分、佐賀市沖(共同通信社ヘリから)

  •  有明海にノリ網を広げる作業員=18日早朝、佐賀市沖
  •  有明海で養殖ノリの種付け作業が始まり、海面に広がる色とりどりのノリ網=18日午前9時40分、佐賀市沖(共同通信社ヘリから)

 有明海の秋の風物詩、養殖ノリの種付けが18日、晴天の下、佐賀市東与賀町の沖合で行われ、赤や緑の鮮やかなノリ網が海面に広がった。海水温や潮回りの予測を踏まえ、昨年より10日早い17日の夕方に作業を解禁した。最初の収穫となる「初摘み」は11月中旬の見通し。

 有数の産地として知られる佐賀県では少雨や赤潮の影響で不作が続き、2022年秋~23年春のシーズンには販売の枚数、金額ともに日本一の座を20年ぶりに兵庫県に譲り渡し、2季連続で2位に甘んじた。24~25年の今季は3年ぶりの首位奪還を目指す。

 佐賀県有明海漁協の西久保敏組合長(68)は「絶対に日本一を奪還する」と意気込んだ。

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