【北京共同】中国北京の日本大使館で18日、日本と北京の各3校がそれぞれ友好姉妹校の提携を締結した。広東省深センで9月に日本人学校に通う男児(10)が刺殺された事件後、両国関係は不透明感が増しており、関係者からは教育分野の交流活発化を糸口とした関係改善を期待する声が上がった。
姉妹校提携をした日本側の3校は、学校法人菅生学園と多摩大付属聖ケ丘中学高等学校(いずれも東京)、光英VERITAS中学校・高等学校(千葉)。菅生学園の島田幸成理事長は「学術や文化だけでなくスポーツなどの交流も深め、日中関係がさらに良くなることを期待する」と話した。