さいたま市の音楽好きの市民が手づくりする野外フェス「秋ケ瀬フェス」が20日、同市桜区の秋ケ瀬サーキット場隣、特設会場で開かれる。フェスは2016年初開催し、その後3年継続で行われたが19年の大型台風で会場が水没したため、中止。コロナ禍を経て、今回が6年ぶりの開催。

　フェスの始まりは、JR西浦和駅近くのレゲエカフェ＆バー「HONEY BEE」に集まる人たちで「何か楽しいイベントをやって地域を盛り上げたい」「秋ケ瀬の田島ケ原で過去に素晴らしいイベントが行われていた場所で新たな試みをやりたい」と企画したのがきっかけ。

　出演者は、「HIGH VOLTAGE」（ダイアモンド☆ユカイ＆60'sバンド）、ザ・宇宙ステーションズ、障がい者バンドの「スーパー猛毒ちんどん」などミュージシャン12組。DJやキッズダンス、埼玉大学のダンスチームなども参加。飲食店や雑貨屋も出店。子どもたちが楽しめるコーナーもある。

　時間は午前10時半から。北浦和駅と南与野駅からシャトルバスを運行する。前売り券は2500円（当日3000円）。高校生以下は無料。

　申し込み、問い合わせは、HONEY BEE（電話048・866・4225）か実行委員の斉藤さん（電話090・3965・2040）へ。