突然襲ってきた男、検問中の警官ら切る…さらに自傷して男入院 自称北朝鮮籍の無職 退院したので逮捕
2021/12/02/00:00
戸田市の路上で11月23日深夜、警察官4人が刃物で切り付けられた事件で、県警捜査1課と蕨署は1日、殺人未遂の疑いで戸田市新曽、自称北朝鮮籍、無職の男(55)を逮捕した。
逮捕容疑は23日午後11時半ごろ、戸田市笹目1丁目の路上で、蕨署の男性巡査部長(36)に、持っていた刃物で後頭部などを切り付け、約2週間のけがを負わせた疑い。「殺すつもりで刺したことは間違いない」と容疑を認めているという。
捜査1課によると、交番勤務の男性警察官2人が検問中に、歩いて近づいてきた男に巡査部長が声を掛けたところ、突然首に手を回して切り付けたという。男はナイフなどの刃物を複数本持っていた。
県警は男を殺人未遂と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕。取り押さえた際に上半身を自傷して入院し、翌24日に釈放していたが、回復して退院したため逮捕した。
県警で動機などを詳しく調べている。