埼玉新聞

 

学校の下敷き…7歳いとこ焼死 当時3歳だった被爆男性「生きている間に核廃絶を」 大勢が死んだあの日

  • 蕨市議会総務常任委員会で意見陳述した県原爆被害者協議会会長の原明範さん(右)と服部道子さん=1日午前

 県原爆被害者協議会(しらさぎ会、蕨市)の会長で広島で被爆した原明範さん(79)=入間市=が1日、蕨市議会12月定例会の総務常任委員会で、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書の採択に関する陳情の審議で意見陳述した。原さんは被爆者の平均年齢が84歳になったとした上で、「私たちの生きている間に核兵器の廃絶を実現させたい」と述べ、意見書の提出と採択を訴えた。

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