埼玉県は2日、新たな変異株「オミクロン株」について、国内で2例目に感染が確認された男性の濃厚接触者が県内に11人いると発表した。同日中に全員のPCR検査を行い、県内宿泊療養施設での健康観察を要請している。
県感染症対策課によると、11人は県内在住で、感染した20代男性が乗っていた飛行機の同乗者。入国時に空港で行った検査では全員が陰性だったが、現在は軽いせきなどの症状のある人がいるという。
今後は1例目の濃厚接触者5人と同様、県内の宿泊療養施設で2週間の健康観察を行い、2日に1回程度のPCR検査を続ける予定。2日の検査結果は3日に分かる見通し。