<新型コロナ>医療機関に勤務する女性ら、埼玉で13人感染 オミクロン株感染者に濃厚接触の全員陰性
2021/12/04/00:00
県などは3日、新型コロナウイルス感染者を新たに13人確認したと発表した。前週同曜日から7人増加した。感染者の内訳は、県発表が11人、さいたま市1人、川口市1人、川越市、越谷市はそれぞれ0人。
これまでに確認された感染者は11万5868人(チャーター便帰国者含む)、死者は1057人(3日午後6時現在)。
3日夜時点の重症者は4人、感染者の入院は33人、宿泊療養11人、自宅療養18人。退院・療養終了は11万4738人。
県によると、県管轄で感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~60代の男女11人。60代女性1人はワクチンを2回接種済みだった。
さいたま市によると、感染が判明したのは30代女性1人。女性は都内の医療機関に勤務する医療職で軽症。
川口市によると、感染が判明したのは20代の男性1人。
■2例目の感染者と同じ飛行機で入国、空港の検査も陰性
変異株「オミクロン株」の感染者に濃厚接触した県内在住の11人について、県は2日に行ったPCR検査で全員陰性だったと3日、明らかにした。
11人は国内2例目の感染者の20代男性と同じ飛行機で入国し、空港での検査も陰性だった。
県感染症対策課によると、11人は自宅から宿泊療養施設での健康観察に移ったり、調整したりしている。2日時点で軽いせきなどの症状があった人もいたが、快方に向かっているという。
1例目の濃厚接触者5人の2回目のPCR検査結果も全て陰性だった。