週明け21日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)はもみ合う展開となった。前週末の米国市場でハイテク株が高かったのを好感した買い注文が入った。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売りが出て、前週末終値と比べた下げ幅が一時200円を超える場面もあった。
午前終値は、平均株価が前週末比129円20銭高の3万9110円95銭だった。東証株価指数(TOPIX)は1・01ポイント高の2689・99。
相場全体への影響力が大きいとされる半導体関連株の一角への買いが目立った。一方、前週に上昇基調だった銀行株は利益を確定する売りに押された。