埼玉新聞

 

漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」の切手、県北部の郵便局で販売へ 舞台の行田の魅力が凝縮

  • 行田市を舞台にした漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」のオリジナルフレーム切手

 日本郵便関東支社は26日から、行田市を舞台にした漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」のオリジナルフレーム切手(1シート82円切手10枚、1400円)を行田市を中心に県北部の郵便局83局で販売する。

 市内のさきたま古墳公園で5月4日に行われる「さきたま火祭り」をテーマに、作者の渡邉ポポさんが描き下ろしたイラストを使用。1枚1枚に行田の魅力が凝縮されている。

 「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」は、白鳥小鳩、姫宮アグリ、東上みなとの女子高生3人が行田巡りを楽しむ漫画。忍城や埼玉古墳群、水城公園といった行田の風景がリアルに描かれ、「十万石まんじゅう」「しまむら」などの埼玉名物も登場する。火祭りは単行本2巻に収録されている。

 今年1月に行田駅前郵便局で作品の原画展を開いた際、切手化の企画を渡邉さんと版元の新潮社に提案したところ、快諾された。古代の衣装に身を包んで火祭りを楽しむ3人をはじめ、県立さきたま史跡の博物館や前玉(さきたま)神社を探訪するにぎやかな様子が描かれている。

 行田、鴻巣、加須、羽生市内の全郵便局と県北部の一部郵便局で取り扱うほか、市内で28日に開かれる鉄剣マラソン、火祭りの会場でも販売する。行田駅前郵便局の渡辺和久局長は「行田の魅力が詰まった漫画のフレーム切手を買って、ぜひ行田巡りも楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

 問い合わせは、同支社物流営業部(電話048・600・1043)へ。

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