ボクシングの世界スーパーバンタム級主要４団体統一王者の３１歳、井上尚弥が２１日、東京都内で取材に応じ、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級王者の２６歳、中谷潤人との将来的な対戦を視野に入れていることを明かした。

　「（米専門誌による全階級を通じた最強ランキング）パウンド・フォー・パウンド（ＰＦＰ）１位になりたい若者がいる。その若者が上がって来るのを待つしかない」と語った。１４日に２度目の防衛を果たして２９戦全勝（２２ＫＯ）とした中谷について「強い印象があるから自分も興味が出てきた」と話した。

　井上尚はＰＦＰ１位にランクされたことがあり、１２月に次戦が予定されている。