埼玉新聞

 

プロに負けず劣らず、知事も驚き! 狭山茶を利用のレシピコンテスト、最優秀賞に新座総合技術の3年生

  • 大野元裕知事(中央右)から表彰状を贈られた県立新座総合技術高校の名波翼さん(同左)=県庁

 県が狭山茶を利用したオリジナルの料理や菓子のレシピを募集した「狭山茶アレンジレシピコンテスト」の表彰式が2日に県庁で行われ、最優秀賞を受賞した県立新座総合技術高校食物調理科3年の名波翼さん(18)に、大野元裕知事から表彰状が贈られた。大野知事は「最優秀賞に高校生がくるとは思っていなかった。(昨年の)プロの作品に負けず劣らない」と話した。

 受賞したのは茶殻をおにぎりや卵焼きに混ぜ込んだ「大葉みそ香る狭山茶葉にぎり 厚焼き卵添え」で、入れた狭山茶と一緒に楽しめるレシピ。名波さんは「小さい頃からお茶を飲む習慣があり、茶葉を有効活用できないかと考えた」とレシピの成り立ちを語り、「フードロスにも活用できるし、お茶のおいしさを知ってもらいたい」と期待した。

 表彰式には一次審査を通過し上位10点に選ばれた同校の橋本裕一郎さん(18)も出席した。コンテストの応募総数は229点で、同校の生徒からは夏休みの宿題として取り組んだ31点の応募があった。

 大野知事は「埼玉にはおいしいものがたくさんあるので、(将来も)食材を使ってぜひPRしてほしい」と話した。

ツイート シェア シェア