<新型コロナ>40代死亡…埼玉4人感染、接種済みも 近付く年末、住まい失った人に宿泊場所や食品提供へ
埼玉県などは7日、新型コロナウイルスに感染していた40代男性1人が死亡、新たに4人の感染を確認したと発表した。4日連続で10人以下となり、火曜日としては今年最少となった。感染者の内訳は県発表が3人、さいたま市1人、川口市0人、川越市0人、越谷市0人。
これまでに確認された感染者は11万5885人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(7日午後6時現在)。
6日夜時点の重症者は3人、感染者の入院は39人、宿泊療養13人、自宅療養18人。退院・療養終了は11万4752人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは50代の男性1人。ワクチン2回接種済みだった。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは70代の男性1人。
越谷市によると、40代の男性1人が6日に死亡した。
■さいたま市、年末に福祉相談窓口開設
新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している人を対象に、さいたま市は31日午前10時~午後3時まで、大宮区役所1階の福祉課に臨時福祉相談窓口を開設する。生活困窮者の相談に応じるほか、住まいを失った人に宿泊場所や食料品を提供する。
市生活福祉課によると、相談者の状況を聴き取り、生活困窮者自立支援制度や生活保護制度などを案内する。市は年間を通して一時的な宿泊場所を提供しており、年末年始向けに宿泊施設の10室を確保した。フードバンクから提供を受けたアルファ米や缶詰、飲料水などの食料品も準備する。生活や資金、住まいに不安を抱えている人に対しては、各区役所の福祉課が28日まで相談に対応している。
市は昨年末、臨時窓口を開設せず、市議会などから批判を受けた。ゴールデンウイーク期間中の今年5月3日には、大宮区役所に臨時窓口を開設し、5件の相談があった。
開設日の連絡先は、大宮区役所(電話048・657・0111、ファクス048・646・3165)、市生活福祉課(seikatsu-fukushi@city.saitama.lg.jp)へ。