埼玉新聞

 

息子から電話「病気でのどが」…じつは詐欺 信じた母親200万円被害 1週間後に本物の息子が訪れると

  • 86歳女性だまされ200万円手渡す=新座市

 新座署は6日、新座市の無職女性(86)が現金200万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、11月27日午後1時ごろから数回、女性方に朝霞市の長男(55)を名乗る男らから「病気でのどを治療して声が変わった」「財布をなくし、会社のカードを使われ、暗証番号間違えで使えなくなった」「仕事でどうしてもお金を納めなくてはいけない」「同僚の息子が取りに行く」と電話があった。約3時間後、女性は自宅を訪れた長男の同僚の息子を名乗る男に200万円を手渡した。1週間後の12月4日、女性方を長男が訪れ、詐欺と分かった。

 男は20歳前後。黒っぽい服装で白いマスクを着け、小さなバッグを持っていた。

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