【ワシントン共同】米電気自動車(EV)大手テスラが23日発表した2024年7~9月期決算は純利益が前年同期比17%増の21億6700万ドル(約3300億円)だった。増益は3四半期ぶり。販売が回復したことなどが寄与した。売上高は8%増の251億8200万ドルだった。
本業のもうけを示す営業利益は54%増の27億1700万ドル。営業利益が売上高に占める割合を示す営業利益率は10・8%と前年同期の7・6%から改善した。
7~9月期の世界販売台数は6%増の46万2890台だった。EV需要が一巡し米国での販売は伸び悩むものの、中国での販売が堅調だった。