埼玉県などは9日、新型コロナウイルス感染者を新たに16人確認したと発表した。6日ぶりに10人を上回った。県によると、感染者の内訳は、県発表が9人、さいたま市3人、川口市1人、川越市1人、越谷市2人。

　これまでに確認された感染者は11万5910人（チャーター便帰国者含む）、死者は1059人（9日午後7時現在）。

　9日午後9時時点の重症者は3人、感染者の入院は33人、ホテル療養17人、自宅療養20人。退院・療養終了は11万4765人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～50代の男女8人。20～50代男女5人はワクチンを2回接種していた。

　また県は、新たな変異株「オミクロン株」の国内4例目となった感染者の濃厚接触者が、県内に7人いると発表した。全員にPCR検査を実施し、県内宿泊療養施設での健康観察に移るよう要請中だという。

　さいたま市によると、感染が判明したのは30代女性、30代男性、10歳未満の女児の3人。30代女性はワクチンを2回接種済みだった。

　川口市によると都内勤務の30代の公務員女性の感染を確認した。

　川越市によると、30代男性1人の感染を確認した。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、40代の会社員男性と70代の男性の2人だった。