25日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時400円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。前日に米ダウ工業株30種平均が下落したことを嫌気し、幅広い銘柄で売り注文が先行。外国為替相場がやや円高ドル安に振れ、自動車など輸出関連株の重荷となり、全面安の展開となる場面もあった。
午前終値は前日終値比371円50銭安の3万7771円79銭。東証株価指数(TOPIX)は25・74ポイント安の2609・83。
衆院選の投開票を27日に控えており、投資家のリスク回避姿勢も強まった。