走り屋89キロ超で暴走、避けようがない男性死亡 弁護側「極端な高速度ではないし、極めて危険ではない」
2021/12/15/00:00
飯能市で2018年10月、制限速度を89キロ超える約129キロで乗用車を運転して事故を起こし、3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた、会社員の男(34)の裁判員裁判の論告求刑公判が14日、さいたま地裁(小池健治裁判長)で開かれた。検察側は「犯行態様は非常に危険で経緯は身勝手。対向車両に全く落ち度はなく、避けようもない理不尽な事故」として懲役9年を求刑。弁護側は懲役5年以下を求め結審した。判決は22日。