埼玉新聞

 

万博会場沖で救助訓練 大阪府警、船舶火災を想定

  •  大阪・関西万博の救助訓練で、民間船(右)から投げ出された負傷者役の救助に向かう大阪府警の警備艇=29日午後、大阪市の人工島・夢洲沖

     大阪・関西万博の救助訓練で、民間船(右)から投げ出された負傷者役の救助に向かう大阪府警の警備艇=29日午後、大阪市の人工島・夢洲沖

  •  大阪・関西万博の救助訓練で、民間船(右)から投げ出された負傷者役の救助に向かう大阪府警の警備艇=29日午後、大阪市の人工島・夢洲沖

 来春開幕の2025年大阪・関西万博を見据え、大阪府警は29日、会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲沖で、海上保安庁や地元消防と合同で救助訓練を実施した。民間船で火災が発生し負傷者が出たとの想定で、約50人が参加した。

 合同訓練では、海に投げ出された負傷者を、実際に海保ヘリコプターと府警の警備艇で救助。情報の共有方法や関係機関同士での連携の取り方などを確認した。

 府警大阪水上署の江見啓輔警備課長は「訓練を通じて関係機関との連携を深めることができた。海上での警戒警備に万全を期したい」と力を込めた。

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