小栗旬さんや新垣結衣さんら、三谷脚本の大河の面白さ語る 埼玉もゆかり、2年連続「大河効果」に期待
2021/12/18/00:00
来年1月9日から放送開始の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の記者会見が17日、オンラインで開かれた。
同作品は、平安時代末期から鎌倉時代前期を舞台に、源平合戦と鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられる権力争いと、その勝利者で北条得宗家の祖となった北条義時を主人公に描く。脚本は「新選組!」(2004年)や「真田丸」(16年)などを手掛けた三谷幸喜氏が務める。
物語では、比企能員(よしかず)や畠山重忠といった、現在の比企地域や深谷市など、埼玉にゆかりのある人物が登場の予定。現在放送中で、深谷市出身の実業家渋沢栄一が主人公の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に続き、2年連続の「大河効果」が期待される。
取材には、主演の小栗旬さん(北条義時役)、新垣結衣さん(八重役)、菅田将暉さん(源義経役)、小池栄子さん(北条政子役)、大泉洋さん(源頼朝役)らが出席。「三谷大河」の面白さについて、小栗さんは「台本を読んでいて、ここのシーンで果たして必要なのか、と思うような面白い要素を入れてくるのが醍醐味(だいごみ)」と明かし、「演じている上で急な切り替えは難しいけど、人間らしいといえば人間らしい。三谷さんの大河の面白い点」と話していた。