毎年好評、手作りショコラ 埼玉・熊谷のチョコ専門店が乳がん撲滅を支援、宝石のような高級チョコ販売
2021/12/19/00:00
熊谷市筑波のチョコレート専門店「ショコラティエ アヌーク」が乳がん撲滅支援でオリジナル商品の販売を始めた。ショコラティエとはチョコレート専門の菓子職人のこと。店主の植木昌彦さん(59)は、カカオ豆から最大限の味を引き出すチョコレートの奥深さに引かれ16年前、県内でも珍しい専門の路面店を開いた。厳選された素材を使った手作りの上質なショコラは約35種類で、まるで「宝石」のように店頭に並んでいる。
毎年好評を得ている支援商品「プランタン(春)」(税込み378円)。イチゴやブルーベリー、フランボワーズ(キイチゴ)のフリーズドライをちりばめ、クリスピー入りのミルクチョコレートにホワイトチョコを重ねた酸味と甘さが絶妙の一品。売り上げの一部がNPO法人くまがやピンクリボンの会に寄付される。
「毎年乳がんの患者数が増えていると聞きました。男性客にも好評で、食べるたびに検診の大切さを話題にしてくれたらうれしい」と植木さんは話している。
また、店内のカフェスペースではケーキセットやホットチョコレート(700円)なども楽しめる。午後1時~同7時。水曜定休。同店(電話0485・21・3755)。