埼玉新聞

 

【マンガで習ッチャオ!#20】東京五輪会場でカヌー体験 転覆したらラッコのポーズ「カヌー・スラロームセンター」

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 ユニークな習い事や、憧れの仕事について学べる学校などを体験取材して、記事と漫画で紹介します。芸人兼漫画家のチャーミングじろうちゃんと一緒に習ッチャオ!

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 東京都江戸川区の「カヌー・スラロームセンター」で、1人乗りのカヌー(カヤック)体験に参加しました。

 同センターは東京オリンピックのカヌースラローム競技の会場として整備、使用されました。日本初の人工カヌーコースです。この日は、強大なポンプでくみ上げられた水が流れる激流の競技コースで、日本代表選手が練習していました。

 コーチは藤目康太さん。チャーミングじろうちゃんが体験するのは、穏やかな流れがある広いプールのようなコースです。岩などはありませんが、安全のためにヘルメットやライフジャケット、シューズをしっかり着用します。まずはラッコのポーズで水に浮く練習から。カヌーが転覆しても慌てず、あおむけのまま助けを待ちます。

 次はパドルの使い方。両腕を肩幅よりもやや広げ、順手で握ります。左右交互にパドルで前から後ろに水をかくと前進、後ろから前に水をかくと後退します。方向転換する時は曲がりたい方向の、反対側をかきます。

 基本を習ったら、いよいよカヌーに乗り込みます。思ったよりも安定感があって、じろうちゃんはほっとした様子。足元のフットブレイスで踏ん張りながら水をかくと、力が伝わってカヌーがぐんぐん進みます。

 慣れてきたら流れのある場所の横断に挑戦です。藤目さんは舟の先を上流方向に向けながら華麗に横断しました。続いてじろうちゃんもこぎ出しましたがあえなく転覆。ひっくり返ったカヌーとラッコポーズのじろうちゃんが、ゆっくりと下流へ流れていきました。

 【メモ】カヌー体験の他、ラフティングツアーなどのコースもある。問い合わせは同センター、電話03(6808)6100。

 【チャーミングじろうちゃん】 1977年福岡県生まれ。お笑い芸人兼漫画家。電子書籍で「本当にあった芸人生活」(ぶんか社)、「じろう、母乳出ちゃいそうです。~お笑い芸人育児日記~」(同)が発売中。

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