【速報】埼玉で急な強い雨、落雷に注意 大雨警報の可能性も 24時間で所により80ミリの雨予想
熊谷地方気象台は2日午前4時26分、埼玉南部、北部、秩父地方に雷注意を発表した。2日昼前から夜のはじめごろまで、急な強い雨や落雷、突風などに注意するよう呼びかけている。
また、午前5時、大雨の早期注意情報を発表。埼玉南部と北部では、3日明け方までの期間内に大雨警報を発表する可能性がある。
さらに、午前5時50分、「大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報」を発表した。
〈大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報 熊谷地方気象台〉
埼玉県では、2日夕方から夜遅くにかけて、低気圧や前線の影響で大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
台風21号から変わった低気圧が東シナ海にあって、低気圧から前線が西日本を通り東日本にのびています。2日は、前線上の西日本で別の低気圧が発生し、2日夜のはじめ頃には関東地方の南岸に進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、埼玉県では2日昼前から夜のはじめ頃にかけて、大気の状態が不安定となるでしょう。
[雨の予想]
南部と北部では、2日夕方から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30ミリ
北部 30ミリ
秩父地方 20ミリ
2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 80ミリ
北部 80ミリ
秩父地方 50ミリ
[防災事項]
南部と北部では、2日夕方から夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。秩父地方でも注意が必要です。また、県全域で落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
=埼玉新聞WEB版=