埼玉県は24日、高校生のスカートの中を盗撮した県中央児童相談所の男性主事（25）を停職1カ月の懲戒処分とした。また、女性のコートの中を盗撮した県営繕課の男性主査（44）を停職3カ月とした。

　県人事課によると、男性主事は9月3日の勤務終了後、大宮駅から高校生の後をつけ、南浦和駅の階段でスカートの中をスマートフォンを使って動画撮影した。県迷惑防止条例違反で逮捕され、不起訴処分となった。県の調べに「好みの女性を見つけて盗撮してしまった。盗撮行為は大学3年生の頃から行い、回数は覚えていない」と話しているという。

　男性主査は12月3日、東京都足立区の東武竹ノ塚駅のエスカレーターで女性のコートの中をスマートフォンで写真撮影し、都迷惑防止条例違反の容疑で逮捕、5日に書類送検された。県の調べに「盗撮により高揚し、家庭のストレスなど嫌な気持ちを忘れられた。11月から4回ほど盗撮した」と話したという。