埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で7人感染、オミクロン株の濃厚接触者は23人 上尾市、所得制限超える世帯に独自支給

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは25日、新型コロナウイルス感染者を新たに7人確認したと発表した。前週同曜日より4人減った。死者はいない。県によると感染者の内訳は、県発表が5人、さいたま市2人で、川口市、川越市、越谷市はいずれも0人。

 これまでに確認された感染者は11万6018人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(25日午後7時現在)。

 24日午後9時時点の重症者は1人、感染者の入院は26人、ホテル療養15人、自宅療養19人。退院・療養終了は11万4885人。

 県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め20~60代の男女5人。50代男性はワクチンを2回接種済みだった。

 また県はオミクロン株について、国内で24日までに確認された感染者について県内の濃厚接触者は23人だったと発表した。PCR検査の結果はいずれも陰性。現在県内の宿泊療養施設などで健康観察を行っている濃厚接触者は計403人になった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満と20代の男女2人。

■上尾市、所得制限超え世帯に5万円 独自支給

 上尾市は「子育て世帯へのえがお応援給付金」として、所得制限で国の18歳以下10万円給付の対象とならない世帯に、子ども1人当たり現金5万円を独自に支給すると決めた。27日に開会する12月定例会に提案する。

 子ども支援課によると対象世帯は2300世帯。18歳以下の子どもは約3600人で予算規模は1億8千万円。市は「世帯収入にかかわらず新型コロナの影響は受けている。全ての子育て世帯を応援したい」としている。可決されれば来年2月には支給する予定。

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