本庄市児玉町小平地区の児玉総合運動公園の斜面で、地元のNPO法人ネットワークひがしこだいらが育てているシバザクラが白やピンク、紫色の花を咲かせている。周辺は甘い香りに包まれ、訪れた人の鼻をくすぐっている。
花畑は「さざえ堂」と呼ばれている百体観音堂の東斜面。今季は昨年より1週間ほど早く、4月に入ってから咲き始めた。面積は2千平方メートルで株数は1万5千株。
上里町の会社員藤村志朗さん(53)と妻美奈子さんは「たくさんの人に見てもらいたい。新緑もきれいですね」と目を細めた後、同市早稲田の杜1丁目のマリーゴールドの丘公園で開花しているシバザクラの観賞に向かった。