東京とパリ、2大会連続で金メダル パラリンピック自転車・杉浦佳子選手に「さいたま市長特別賞」 さいたまクリテリウムには6大会連続で出場 自転車の魅力、市民に広く発信
2024/11/04/10:27
パラリンピック自転車女子個人ロードで東京、パリと2大会連続で金メダルに輝き、さいたまクリテリウムに6大会連続で出場した杉浦佳子選手(53)に「さいたま市長特別賞」が贈呈された。清水勇人市長から表彰された杉浦選手は「思いがけない賞に感激している」と笑みがこぼれた。
今回でクリテリウムには6回目の参戦。毎回、力強い走りで観衆を魅了し、自転車の魅力を広く市民に発信したことで、市の自転車のまちづくり政策の推進に大きく貢献した。「パラサイクリングを知ってもらう良い機会をいただけて、『次は私も』と思ってくれる障害者の方が増えるといいな」と実感を込めた。
この日は出場したタイムトライアル前の試走でパリパラで獲得した金メダルを首にかけ、一緒に走った一般の人や観客に披露した。「たくさんの人たちに見てほしかった。気付いてくれた人もいて、うれしかった」と至福の表情を浮かべた。