4日午後5時5分ごろ、朝霞市東弁財1丁目の市道で、道路を徒歩で横断していた同市西弁財2丁目、無職の夫(83)と妻(73)が乗用車にはねられた。2人は頭などを強く打って病院に搬送され、夫は間もなく死亡、妻は意識不明の重体。朝霞署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで、乗用車の朝霞市田島2丁目、介護士の女(59)を現行犯逮捕した。
同署によると、現場は幅約8メートル、片側1車線の直線道路。夫妻は横断歩道や信号機のない道路を横断していた。女は買い物からの帰宅途中だった。署は女の前方不注意とみて、容疑を過失致死傷に切り替えて、事故原因を調べている。