埼玉新聞

 

プロ野球阪神からドラフト4位指名 埼玉武蔵ヒートベアーズの町田選手が熊谷市長を訪問 「1年目から1軍に定着したい」と意気込み

  • 小林哲也市長(右)から阪神にちなんでイエローカラーの花束を送られた町田隼乙選手=5日午前、熊谷市役所

    小林哲也市長(右)から阪神にちなんでイエローカラーの花束を送られた町田隼乙選手=5日午前、熊谷市役所

  • 小林哲也市長(右)から阪神にちなんでイエローカラーの花束を送られた町田隼乙選手=5日午前、熊谷市役所

 今年のドラフト会議で阪神から4位指名を受けたプロ野球独立リーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの町田隼乙(はやと)選手(21)らが5日、熊谷市の小林哲也市長を表敬訪問し、憧れのプロ生活へ意気込みを述べた。

 町田選手は「1年目から1軍に定着したい。甲子園という舞台で活躍できるよう頑張ります」と抱負。ハレスタ熊谷(旧熊谷さくら運動公園野球場)について「熊谷で成長させていただいた。ネーミングライツ後、初めての試合でホームランを打てたのが良い思い出です」と笑顔で語った。

 町田選手をスカウトした埼玉武蔵の角晃多球団社長は「3年で攻守ともに大きく飛躍した。球団としても3年連続のNPB選手輩出となり、大義となりました」と支援に感謝した。

 小林市長は「4位指名おめでとうございます。熊谷でプレーした選手として大活躍を期待しています。シーズンオフには熊谷に帰ってきてくださいね」とエールを送り、町田選手とがっちり握手を交わした。

 町田選手は神奈川県出身。小学3年時に「秦野ドリームス」で野球を始め、大根中では「平塚ボーイズ」に所属。光明相模原高で甲子園経験なく、2022年に埼玉武蔵へ入団した。今季は51試合で打率3割2分3厘、5本塁打を記録した。186センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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