法務省は6日、2024年司法試験に1592人が合格したと発表した。昨年より189人減。受験者数も昨年より149人少ない3779人で、合格率は約3ポイント減の42・13%だった。政府が目標とする「1500人以上」は2年連続でクリアした。平均年齢は26・9歳。最年長は70歳で、現行制度では最年少の17歳が合格した。
法科大学院を修了しなくても受験できる予備試験ルートで前年比114人増の441人が合格し、合格率は92・84%。前回から受験可能となった、法科大学院在学中で来春修了見込みの学生は前年より43人多い680人が合格し、合格率は55・19%だった。