埼玉新聞

 

<新型コロナ>オミクロン株に感染、埼玉で2人目 空港からレンタカーで帰宅、発熱など症状あり

  • オミクロン株感染 県内2例目を確認

 埼玉県は29日、県内の50代男性が新たに新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染したと発表した。県内でのオミクロン株感染者は2人目。

 県感染症対策課によると、男性は20日に米国から帰国。成田空港で待機後、23日にレンタカーで帰宅したが、同じ飛行機の搭乗者にオミクロン株感染疑い者がいたため、25日に県内宿泊療養施設に隔離入所した。26日に発熱などの症状を発症し、同日夜に県内医療機関に入院。27日にPCR検査で新型コロナ陽性となり、ゲノム解析の結果、29日にオミクロン株陽性と判明した。同課は男性の感染経路が明らかであることから、いわゆる市中感染ではないとしている。

 男性は県内医療機関に入院中で軽症。発症後の濃厚接触者はいないという。

ツイート シェア シェア