埼玉新聞

 

スーパー・マルエツ朝霞店、初の取り組み 新品や未使用同等の子ども服、263点を寄贈 店内で利用客らに呼びかけ、衣類ドライブ 子ども用Tシャツやワンピース、ズボン…店舗の衣類ボックスに多く集まる

  • 衣類ドライブを実施した(右から)マルエツ経営企画本部総務部の新井真由美さん、同朝霞店の澤野誠店長代行、県社協の金子直史副会長ら(提供)

    衣類ドライブを実施した(右から)マルエツ経営企画本部総務部の新井真由美さん、同朝霞店の澤野誠店長代行、県社協の金子直史副会長ら(提供)

  • 衣類ドライブを実施した(右から)マルエツ経営企画本部総務部の新井真由美さん、同朝霞店の澤野誠店長代行、県社協の金子直史副会長ら(提供)

 食品スーパーのマルエツ朝霞店(朝霞市本町)は、県社会福祉協議会(県社協、さいたま市浦和区)が県社会福祉法人社会貢献活動推進協議会と共同実施している、生活に困っている子育て世帯に衣類を無償で届ける衣類バンク事業に、新品や未使用同等の子ども服263点を寄贈した。これまでアパレルメーカーなどから自社製品の寄贈はあったが、企業・団体が客や利用者に呼びかけて集めた衣類を同事業に寄贈したのは初めて。

 同社はフードドライブやこども食堂応援募金などの社会貢献活動を積極的に実施しているが、10月4~10日に店内で衣類ドライブを初めての実施した。ポスターやリーフレットを店内に事前に掲示し、買い物客に新品や未使用品同等のこども服の寄付を呼びかけた。実施期間中、店舗入り口に衣類ボックスを設置すると、子ども用のTシャツやワンピース、ズボンなど多くの衣類が集まった。

 同社経営企画本部総務部の新井真由美さんは「今回、初めての取り組みだったが、多くのお客さまにご寄付いただき、関心の高さを感じた。今後もお客さまと共に社会貢献活動に取り組みたい」と話した。県社協の金子直史副会長は「1週間でこれほど多数の衣類が集まったことはマルエツさまの熱心な取り組みのおかげ。ご提供いただいたこども服は、必要とする世帯への支援に活用させていただく」と謝辞を述べた。

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