埼玉新聞

 

9月の実質賃金、2カ月連続減 0・1%、鈍化するも物価高続く

  •  実質賃金の増減率の推移

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 厚生労働省が7日公表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同月比0・1%減で、2カ月連続のマイナスだった。電気・ガス料金を抑える政府の補助金の効果で物価上昇は鈍化し、前月の0・8%減(確報)よりも減少幅は縮小したが、物価高が上回った。

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