埼玉新聞

 

大チャンス!日本一暮らしやすい埼玉へ 県庁で仕事始め、知事が呼び掛け「ワンチームでチャレンジを」

  • 大野元裕知事

 仕事始めとなった4日、県庁では大野元裕知事がオンラインで職員に「今年はポストコロナ元年とし、新たな一歩を踏み出す年としなければならない」と話し、「ワンチームで『日本一暮らしやすい埼玉』の実現に向け、共にチャレンジしていきましょう」と呼び掛けた。

 大野知事は昨年を「一昨年に続き新型コロナウイルス感染症との戦いに終始した1年だった」と振り返った。また、大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に続き、今年の「鎌倉殿の13人」に畠山重忠、比企能員らの武将が登場し、県ゆかりの人物が2年連続で取り上げられることについて、「またとない機会。大きなチャンスを生かし、観光振興に積極的に取り組む」との考えを示した。

 既にペーパーレス化などを実施している県庁業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)化については、「12月定例会の知事答弁審査は、1枚も紙を使わずに実施できた」と報告。「業務プロセス自体を見直し、本格的なデジタル化に重点的に取り組んでいく」と力を込めた。

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