埼玉新聞

 

新1万円札の肖像「渋沢栄一」、全盲の学者「塙保己一」…あと1人は? 交代の陰に男女共生 「埼玉三偉人」のなぞ 鎌倉時代の武将「畠山重忠」から日本最初の女性医師「荻野吟子」へ

  • 県文化振興課が製作した埼玉ゆかりの三偉人を紹介するパネル。イベントの時などに展示してPRを図っているという=さいたま市浦和区の埼玉県庁

    県文化振興課が製作した埼玉ゆかりの三偉人を紹介するパネル。イベントの時などに展示してPRを図っているという=さいたま市浦和区の埼玉県庁

  • 埼玉新聞社が設置した「三偉人」のレリーフ。(右から)畠山重忠、塙保己一、渋沢栄一=JR浦和駅西口

    埼玉新聞社が設置した「三偉人」のレリーフ。(右から)畠山重忠、塙保己一、渋沢栄一=JR浦和駅西口

  • 県文化振興課が製作した埼玉ゆかりの三偉人を紹介するパネル。イベントの時などに展示してPRを図っているという=さいたま市浦和区の埼玉県庁
  • 埼玉新聞社が設置した「三偉人」のレリーフ。(右から)畠山重忠、塙保己一、渋沢栄一=JR浦和駅西口

 JR浦和駅の西口の一角に「埼玉の三偉人」のレリーフがひっそりと建っている。日本の資本主義の父・渋沢栄一、全盲の大学者・塙保己一、そして鎌倉時代の武将・畠山重忠。「あれ、重忠ではなくて、荻野吟子じゃなかったっけ」と思う人もいるかもしれない。実は荻野吟子が三偉人に定着したのは、比較的最近のこと。その背景には、男女共同参画の推進という時代の変化があった。

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