埼玉新聞

 

市のさらなる飛躍に 埼玉・熊谷市で仕事始め、新市長あいさつ ラグビーにも言及「市民一丸で盛り上げて」

  • 熊谷市役所=熊谷市宮町

 県内自治体で4日、仕事始めの式などが行われた。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の市中感染が確認されるなど予断を許さない状況下、首長らは引き続きコロナ対応の強化を職員に訓示。昨年の選挙で新首長が誕生した熊谷市や春日部市などでは、市政の本格始動に向けて改めて決意を語った。

■熊谷市

 熊谷市は来庁する市民にも聞いてもらおうと、仕事始めに市役所の庁内放送を活用している。今年は午前9時10分から、昨年10月の市長選で初当選した小林哲也市長が「県北の模範都市として、市民の皆さまが誇れるようなまちづくりを全力で進めていく」とあいさつし、職員に対しても「皆さん一人一人の研さんが市のさらなる飛躍につながるものと期待している」と語った。

 またラグビーの埼玉パナソニックワイルドナイツが昨年8月に熊谷へ本拠地を移転して、今月7日に開幕を迎える新リーグ「リーグワン」にも言及。「昨年トップリーグの最後のシーズンで優勝したワイルドナイツが今シーズンも初代王者になってくれるものと期待している」と強調。熊谷ラグビー場での開幕戦も16日に控えており、「皆さまもぜひ会場にお越しいただき、熊谷市民一丸となってチームを盛り上げてもらえれば」と話していた。

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