埼玉新聞

 

飛び散る「赤いペンキ」…さいたま法務総合庁舎の看板に ガラスも割られる 防カメ解析中、官庁街で何が

  • 赤いペンキがかけられた門の看板=4日正午ごろ、さいたま市浦和区のさいたま地方検察庁

 4日午前7時15分ごろ、さいたま市浦和区高砂3丁目のさいたま地検などが入る「さいたま法務総合庁舎」の看板に赤いペンキのような塗料がかけられているのを出勤してきた地検の男性職員が発見し、浦和署に通報した。正面出入り口のガラスも割られていて、同署は建造物損壊事件として捜査している。

 塗料は庁舎の門のそばと、建物入り口付近に設置された看板2カ所にかけられ、周辺にも飛び散っていた。

 同署によると、ガラスは外から割られていて人が侵入したり、物が取られた形跡はなかった。夜間は正門の門扉は閉まっていたという。3日から4日朝にかけて何者かが犯行に及んだとみて、防犯カメラの解析などを進める。

 さいたま地検は「現在、警察で捜査が行われおり、当庁としては全面的に協力している」とコメントした。

 現場はJR浦和駅から西に約700メートルの県庁やさいたま地裁がある官庁街。法務総合庁舎には、さいたま地検の他に、同保護観察所なども入っている。

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