宮内庁は10日、聖路加国際病院(東京都中央区)に入院中の三笠宮妃百合子さま(101)について、引き続き「容体に大きな変化はなく、静かにされている」と明らかにした。百合子さまは心臓や腎臓など全身の機能の低下が進んでいる。宮内庁によると、この日は声かけに対し、つぶっていた目を開いた。「お休みになっている時間が長くなっている」としている。
10日は、孫で故寛仁親王の長女彬子さまと次女瑶子さま、高円宮妃久子さまや長女承子さまのほか、親族が病院を訪れた。
百合子さまは脳梗塞と誤嚥性肺炎で3月から入院を続けている。今月7日の検査で身体機能の低下が分かった。