<新型コロナ>帰省先、同じ部活、会食仲間に陽性者…埼玉82人感染 オミクロン感染の男性、帰宅後に頭痛
2022/01/06/00:00
埼玉県などは5日、新型コロナウイルス感染者を新たに82人確認したと発表した。80人を上回ったのは昨年10月1日の105人以来96日ぶり。県によると、感染者の内訳は、県発表が65人、さいたま市11人、川口市1人、川越市2人、越谷市3人。
これまでに確認された感染者は11万6255人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(5日午後6時現在)。
4日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は68人、宿泊療養29人、自宅療養21人。退院・療養終了は11万4948人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~80代の男女49人。会食で感染したとみられるのは20代の男女2人。10~80代の男女35人はワクチンを2回接種していた。
また、県は40代男性1人がオミクロン株に感染したと発表し、県内のオミクロン株感染者は計8人になった。男性は12月29日に米国から帰国し、空港の検査で陰性だった。自家用車で帰宅したが、30日に頭痛を発症。検査したところ陽性だったため、1月1日に医療機関に入院した。現在は頭痛とせきの症状があるものの、軽症という。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10~50代の男女11人。うち20~40代の男女3人は帰省先や親族との会食で陽性者と接触があった。県内の高校に通う10代男子生徒は同じ部活動内に陽性者がいた。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満の女児1人。川越市によると、感染が判明したのは30代の男女2人。越谷市によると、感染が判明したのは、10~40代の男女3人。