さいたま市岩槻区の岩槻署に止められていたパトカーなど警察車両6台に、黒い塗料がかけられていたことが5日までに分かった。
同署によると、1日午前3時半すぎ、駐車されていたパトカーなど6台に黒いペンキのような塗料がかけられているのを署員が発見した。数台の車両はタイヤがパンクしていたという。
4日朝には、同市浦和区のさいたま地検などの入るさいたま法務総合庁舎の看板に、赤いペンキのような塗料がかけられる被害が発生している。
県警は岩槻署の事件が直前の1日未明の犯行とみて、器物損壊容疑で捜査するとともに、さいたま地検の事件との関連も含め調べている。