「松代大本営」工事開始80年 朝鮮人犠牲者悼む、長野
2024/11/11/15:21
太平洋戦争末期に皇居や政府機関の移転先として建設が進められた長野市の地下壕「松代大本営」が、1944年11月11日午前11時11分とされる工事開始から80年となり、市民団体が11日、朝鮮人労働者の犠牲者追悼式を開いた。「松代大本営追悼碑を守る会」の表秀孝会長(83)は「ここで起きたことを心に刻み、平和を築く歩みを緩めない」と決意を表明した。