埼玉新聞

 

覚醒剤の入手依頼、捜査で言えず 資産家殺害公判、元妻が説明

  •  野崎幸助さん(右)と元妻の須藤早貴被告=2017年12月(ジャーナリストの吉田隆氏撮影)

     野崎幸助さん(右)と元妻の須藤早貴被告=2017年12月(ジャーナリストの吉田隆氏撮影)

  •  野崎幸助さん(右)と元妻の須藤早貴被告=2017年12月(ジャーナリストの吉田隆氏撮影)

 2018年に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん=当時(77)=に覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪に問われた元妻須藤早貴被告(28)の裁判員裁判が11日、和歌山地裁で開かれた。検察側の被告人質問で、被告は覚醒剤の入手を野崎さんに頼まれたとする件を捜査段階で話さなかった理由を「事件当時から人殺し扱いをされ、余計疑われると思い怖くて言えなかった」と説明した。

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